竜王戦を前に多彩な催し「北九州将棋フェスティバル」

 将棋で史上初の八冠独占を達成した藤井聡太竜王が防衛を目指す第36期竜王戦(読売新聞社主催、特別協賛・野村ホールディングス)の七番勝負第3局が10月25、26日に北九州市で行われるのに合わせ、同市は21、22日、将棋イベントを集めた「北九州将棋フェスティバル」を開き、「将棋ウィーク」として機運を盛り上げる。

 21日にはAIMビル(小倉北区)で約100人が出場する「北九州こども将棋竜王戦」を開催。22日は北九州国際会議場(同区)でプロ棋士や女流棋士計11人による指導対局のほか、棋士らのトークショーや記念対局が予定され、既に申し込んだファンら約560人が将棋の極意に触れる。


北九州将棋フェスティバルのチラシ


 武内和久市長は10月12日の定例記者会見で「藤井さんが八冠をひっさげて北九州市に来られるというのは大変うれしい。市内外から訪れるファンに市の魅力を知ってもらう機会として生かしたい」と力を込めた。


 25、26日の第3局は旧安川邸(戸畑区)で実施され、藤井竜王に伊藤匠七段が挑戦する。両日にウェルとばた(同区)で開かれる大盤解説会は18日午後6時から、チケットの一般販売が始まる予定(先行販売分を除く)。

 問い合わせは実行委員会事務局(092-715-6071)へ。

▶大盤解説会の関連情報はこちら


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