福智町「金田・神崎山笠競演会」 10月21、22日に開催!

 新型コロナウイルスの影響で中止が続いていた福岡県福智町の秋祭り「金田・神崎山笠競演会」が10月21、22日の夜、同町金田の金田ドーム(屋内競技場)前広場で4年ぶりに開催される。両日の日中に地元で行われる稲荷神社神幸祭には、町をホームタウンとする女子バレーボールVリーグ3部(V3)・カノアラウレアーズ福岡の選手8人が初参加し、住民らと一緒にみこしを担ぐ。


電飾を施した山笠が集結したコロナ禍前の競演会(福智町提供)


 競演会は、高さが5~10メートル近い数基の山笠に電飾を施し、担ぎ手が「オーラーヤッサ」の掛け声とともに回す「練り回し」が最大の見せ場。両日とも午後7時頃に始まる予定で、関係者は当日に向けて安全な進行に神経をとがらせつつ、気持ちを高ぶらせている。


 神幸祭は約1200年の歴史があるとされる。バレー選手たちは11月のV3開幕を前にホームタウンの伝統を学び、チームについても広く町民に知ってもらおうと参加を決めた。森田亜貴斗監督は「文化のある町の歴史を、私たちも一緒に刻んでいきたい」と話している。


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