福岡の伝統行事を救え! お助け隊(ボランティア)募集中

 福岡県は、存続の危機に直面する地域の伝統行事にボランティアを派遣する「地域伝統行事お助け隊」の登録者を募集している。担い手不足の解消を図るとともに、将来的な移住・定住の促進にもつなげる狙いがある。

 県によると、地域の祭りや風習の中には、過疎化やコロナ禍などで継続が難しくなっているものもあり、担い手の確保が課題という。


地域伝統行事お助け隊のサイト画面

 お助け隊では、行事の実施団体から要請を受けた場合に、事前登録したボランティアを11月1日から数か月間、派遣する。対象は15歳以上(18歳未満は保護者の同意が必要)で、会場設営や山車の引き手、舞台の演者などを担う。原則無償で、派遣中のボランティア保険料は県が負担する。

 県政策支援課の担当者は「熱い思いで地域を一緒に盛り上げてほしい」と呼びかけている。登録は専用ページから。問い合わせは同課(092ー643ー3210)へ。


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