二子山親方がチャリティーイベントの益金寄付 飯塚市に

 11月12日に初日を迎える大相撲九州場所(福岡市・福岡国際センター)を前に、二子山部屋の二子山親方(元大関・雅山)が福岡県飯塚市に対し、同市の中心商店街で開かれたチャリティーイベントの益金15万円を寄付した。


久世副市長(右)に益金を贈った二子山親方

 同市本町に10月、同部屋が九州場所の際に使う新たな稽古場「金剛館」が完成したのを機に、同部屋九州後援会が11月4日にイベントを開催。当日は多くのファンらが詰めかけ、秘伝の味付けがされた「ちゃんこ鍋」は300杯が完売し、力士とのもちつきや腕相撲対決には人だかりができた。

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 益金の贈呈式は11月7日、市役所で行われた。市長職務代理者の久世賢治副市長は「中心市街地の活性化に有効活用させていただきたい」と感謝。二子山親方は「新しい稽古場に多くの人が来てくれるようになり、力士も緊張感を持った稽古ができている。九州場所ではしっかりとした成績を残したい」と話していた。


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