「北九州国際映画祭」12月13~17日に開催 4会場で

 北九州市で12月13~17日に開かれる「北九州国際映画祭」の実行委員会は11月17日、映画祭の上映スケジュールを発表した。小倉北区のJ:COM北九州芸術劇場、昨年8月の旦過(たんが)市場周辺の火災で焼失し、来月に営業を再開する小倉昭和館など4会場で30作品以上を上映する。

30作品以上を上映


「北九州国際映画祭」のポスター(実行委提供)


 映画祭は、12月13日午後6時からJ:COM北九州芸術劇場中劇場で開幕。上映作品の出演者や監督などが参加するセレモニーの後、オープニング作品として同市を舞台にした映画「無法松の一生」の4Kデジタル修復版などが上映される。


ゲストトークも

 14日以降、同市でオールロケが行われ、今年5月のカンヌ国際映画祭に出品された「逃げきれた夢」や日本初上映の作品などが4会場で上映され、映画関係者によるゲストトークもある。地元関係者の追悼上映も実施する。

 小倉昭和館では同市出身で昨年3月に亡くなった青山真治監督の「共喰(ともぐ)い」や「空に住む」など、シネプレックス小倉では同市ゆかりで今年2月に亡くなった漫画家・松本零士さん原作の「銀河鉄道999」などを予定している。

 映画祭アンバサダーで同市出身の俳優リリー・フランキーさん(60)は市役所で記者会見し、「北九州市をPRできる大規模なまちおこし。市民の誇りとなる映画祭にしたい」と意気込みを語った。

主な上映作品




J:COM北九州芸術劇場
中劇場
J:COM北九州芸術劇場
小劇場
小倉昭和館 シネプレックス
小倉
12月13日 無法松の一生
14日 喜劇 愛妻物語 逃げきれた夢 共喰い
15日 つ。 ゼロの焦点 Helpless 銀河鉄道999
16日 FAN GIRL 小さな恋の
メロディ
東京公園 さよなら銀河鉄道999
-アンドロメダ終着駅-
17日 The Buriti Flower 恋の門 空に住む キャプテンハーロック

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