桂川町に昭和・平成の家電や玩具が集合! 企画展始まる

 懐かしい家電やおもちゃなどを集めた企画展「昭和・平成展」が12月5日、福岡県桂川町寿命の王塚装飾古墳館で始まった。脱水用ローラー付き洗濯機などかつては各家庭で見られた品々約200点が展示され、来館者は懐かしそうに見入っていた。


懐かしい品々が並ぶ会場

 令和5年の今、「昭和」や「平成」の時代を振り返ろうと同館が企画。会場では洗濯機のほか、氷で冷やす冷蔵庫、公衆電話機、レコード、フロッピーディスクを差し込めるパソコン、ブリキのおもちゃなどが展示されている。昭和40年代をイメージした子供部屋も再現され、旅先の土産として人気だったペナントが飾られたり、3段ボックスに週刊誌や漫画本が収められたりしている。

 品々は休館中の鞍手町歴史民俗博物館や町民から借り、王塚装飾古墳館の所蔵分も加えたという。福岡市南区から夫婦で訪れた西村靖史さん(64)は「ブリキのおもちゃでよく遊んでいたので懐かしい」と目を細めていた。

 企画展は2024年3月3日まで。毎週月曜(月曜が祝日の場合はその翌日)と12月29日~2024年1月3日休館。入場無料。問い合わせは同館(0948ー65ー2900)へ。


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