北九州市は12月14日、転出届の提出や図書館の貸し出し予約など市民がオンラインで実施可能な手続きをまとめたウェブサイト「スマらく窓口」を開設した。実行したい項目をクリックすれば該当するページに移動し、手続きを進められる。
転出届や図書館利用、ゴミ収集など1800種類
スマらく窓口では市民の利用頻度の高いものを紹介し、目的別にも分けて掲載。粗大ごみの収集申し込みや市の施設の利用予約、妊娠・出産に伴う費用助成申請などの項目を表示している。トップ画面やその次の画面に表示されていないものは検索して探すことができ、計約1800種類の手続きにアクセスできる。
市は今年1月時点で約24%にとどまるオンライン手続き率を今年度中に50%に引き上げ、市民や職員の負担軽減につなげたい考え。武内和久市長は14日の定例記者会見で「よりスムーズで快適にサービスを活用し、オンラインの利便性を実感してほしい」と話した。