日本ソムリエ協会(東京)の田崎真也会長(65)が、ワインや日本酒などの普及に功績がある人に贈る「名誉ソムリエ」の称号を服部誠太郎知事に授与した。福岡県知事への授与は初めて。
同協会は1969年に設立し、ワインなどに関する資格試験やコンクールを開催している。会員は約1万7000人で、このうち約500人が県内で活動している。服部知事は今回、酒などの食文化に対する豊富な知識や発信力などが評価された。
12月18日に県庁で就任式が行われ、田崎会長から服部知事に名誉ソムリエの認定証やバッジなどが贈られた。服部知事は「大変光栄で緊張している。福岡には良いお酒があるので、九州・福岡のお酒のイメージを作っていきたい」と話した。田崎会長は「お酒を飲む文化に理解いただいた。お酒を絡めた食全般に関わる県の事業もお手伝いしたい」と語った。