福岡市は、マイナンバーカードの普及に向け、19歳以下の若年層を対象にしたキャンペーンを12月から実施している。応募者の中から、抽選で計1400人に「奨励金」として最大2万円を贈る取り組み。申し込みは2024年2月29日まで。
申し込みは2月まで
同市データ活用推進課によると、福岡市民のマイナカードの保有率は73.1%で、全国平均(72.8%)をわずかに上回る程度(11月末時点)。全国的に10歳代以下の保有率が低いという。
市は今回、今年開設した公式ポータルサイト「ふくおかサポート」を活用して、若年層に総額1000万円を贈るキャンペーンを企画。カード保有を促しつつ、オンライン手続きの推進につなげたい考えだ。
応募できるのは、2004年4月2日以降に生まれ、マイナカードを持つ市民。すでに持っている人も対象で、0歳から可能。応募方法は、ふくおかサポートで①メールアドレスによる利用登録②マイナカードによる本人確認など③ログインして応募フォームに入力――を行う。
応募者から抽選で200人に2万円、1200人に5000円を、ふくおかサポートに登録した公金受取口座へ振り込む。
市の担当者は「マイナカードの新規発行には1か月ほどかかる場合もある。早めに手続きし、応募してほしい」と呼びかけている。詳細は市のホームページで案内している。
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