北九州市立美術館本館で4月6日から「横山大観展」を開催

 北九州市の武内和久市長は1月25日の記者会見で、同市戸畑区の市立美術館本館で4月6日~5月19日、開館50周年を記念した「足立美術館所蔵 横山大観展」(読売新聞社などの実行委員会主催)を開催すると発表した。


横山大観展について説明する武内市長

 足立美術館(島根県安来市)が所蔵する、近代日本を代表する画家・横山大観(1868~1958年)の作品50点を展示。縦約1.6メートル、横約3.6メートルのびょうぶ2台に描かれた大作「紅葉」や初期の代表作「無我」、富士山を描いた「神州第一峰」などがお目見えする。

 市立美術館本館は1974年11月に開館。2022年に91歳で亡くなった世界的な建築家・磯崎新さんが設計し、双眼鏡のような特徴的な外観で知られている。

開館50周年を飾る作品展

 会見で武内市長は「美術館の半世紀の節目を飾る作品展。多くの人に最高の芸術を堪能していただきたい」と来場を呼びかけた。

 観覧料は一般1700円、高校・大学生1300円、小中学生900円で、前売りは200~300円引き。月曜休館(祝日や振り替え休日の場合は翌日)。問い合わせは、同館(093-882-7777)へ。


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