北九州市は2月20日、北九州空港の機能強化に向けた推進施策を発表した。第1弾として「空港アクセスの強化」を掲げ、2024年度中に空港とJR小倉駅などを結ぶ「エアポートバス」を大幅に増便するほか、鉄道のアクセス向上にも取り組む。
アクセス向上へ、2024年度中に
発表によると、空港と小倉駅などを結ぶバスを1日あたり27往復から36往復に、空港と空港最寄りのJR朽網駅を結ぶバスを同27往復から約50往復に増やす予定。市西部や大分県からも利用しやすいよう、同駅への特急停車の実現も推進項目とした。
同空港では、滑走路を500メートル延ばして3000メートルにする計画。今回の施策は2027年8月の運用開始を見据えたもので、武内和久市長は20日の記者会見で「北九州空港大作戦」として打ち出した。今後は空港の魅力向上や航空路線の拡充に向けた施策も取りまとめるという。
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