初開催の「ツール・ド・九州」 CFで個人協賛を募集中!

メインスポンサー契約を結び、記者会見した九州経済連合会の倉富純男会長(左)とマイナビの粟井俊介執行役員

 今年10月に初開催する自転車のロードレース「ツール・ド・九州」の大会事務局は、クラウドファンディング(CF)で個人協賛の募集を始めました。大会運営費に充てる目的で、500万円を目標に3月31日まで募っています。

九州の魅力を世界に発信!

 大会は、九州経済連合会が中心となって企画。福岡、熊本、大分県を会場に4日間の日程で、世界のプロ選手らを招待する九州では初の本格的な国際レースです。100キロ超の長丁場となるロードレースは、会場が広範囲にわたり、周辺の観光地や景勝地にも注目が集まります。


ツール・ド・九州のコース(大会公式HPから)

 ツール・ド・九州も、北九州市の小倉城や熊本の阿蘇地域といった観光スポットを舞台に開催。欧米などに配信し、九州の魅力を世界中に知ってもらうきっかけにする狙いがあります。県域を越えた取り組みとして、経済界や自治体がともに開催に向けた準備を進めています。

みんなで盛り上げる大会に

 CFは福岡県スポーツ推進基金が運営する「FUKUOKA SPORTS」のホームページ(HP)で1口1万円から受け付けています。


CFを受け付けている「FUKUOKA SPORTS」のHP

 大会に協賛するメインスポンサーには就職情報会社のマイナビが決まり、大会名「マイナビ ツール・ド・九州2023」として実施します。ほかに、鹿島建設、ブリヂストン、サントリーフーズ、NIPPOが主要スポンサーとして大会を盛り上げます。

 福岡市で1月27日に行われた記者会見で、マイナビの粟井俊介執行役員は「サステナブル(持続可能)な乗り物である自転車への関心を高めるとともに、九州の風光明媚(めいび)な景観が世界に発信されることに意味がある。そのお手伝いをしたい」と力を込めました。


大会のロゴマーク

 事務局は、来年以降も開催し、大会を九州の恒例イベントとして根付かせることを目指しています。個人協賛も募ることで、「個人も積極的に大会に参画して、ともに盛り上げる大会にしていきたい」としています。


advertisement

この記事をシェアする