桜の名所として知られる舞鶴公園(福岡市中央区)の国史跡・福岡城跡で3月27日、天守台に設置した骨組みを光で照らし、「幻の天守閣」を浮かび上がらせるライトアップが始まった。同日、福岡管区気象台は福岡市で桜(ソメイヨシノ)の開花を発表し、今後は夜空に浮かぶ天守閣と桜の共演を楽しめる。
同市は、公募で決めたデザインの骨組み(高さ約14メートル)を天守台に設置。LED照明で照らし、時間とともに色が切り替わる。この日は点灯式が行われ、同公園では毎年恒例の「福岡城さくらまつり」もスタートした。ライトアップは午後6時~10時で、5月末まで。