福岡県宗像市は、ふれあいバス(コミュニティーバス)3台のうち1台を二酸化炭素(CO₂)の排出を抑制できるEV(電気自動車)バスに切り替え、4月1日に運行を始める。
市によると、EV化することで、CO₂を約40%(年間約14.1トン)削減できる。モーターで走行するため、騒音や振動を抑えられるほか、災害時には移動式シェルターとしても活用できるという。乗車定員29人で、1台約3800万円。
3月23日に市内でEV化の記念式典があり、約40人が出席。同市は2050年までにCO₂排出量の実質ゼロを目指しており、3月中に公用車14台をハイブリッド車へ更新する。