アジア最高峰の車いすテニス大会「天皇杯・皇后杯第40回飯塚国際車いすテニス大会」(ジャパンオープン)が4月9日、福岡県飯塚市のいいづかスポーツ・リゾート「ザ・リトリート」を主会場に開幕する。今夏のパリ・パラリンピックを控え、四大大会の全仏オープンを最年少で制した小田凱人選手ら多くのランキング上位者が出場する見込み。
アジア最高峰の「スーパーシリーズ」
国内外のトップ選手らが集う大会で、四大大会に次ぐ「スーパーシリーズ」として格付けされている。
今回は23か国・地域の100人がエントリー。大会事務局によると、シングルスの世界ランキングトップ10(3月18日現在)のうち、男子は小田選手ら8人、女子は上地結衣選手、大谷桃子選手ら4人が出場を予定している。
大会は14日までで、男子、女子、クアード(四肢まひ)のシングルスとダブルスがそれぞれ行われる。3日、飯塚市役所で記者会見した前田恵理・大会会長は「次世代を担う選手を生む大会にしていきたい」と意気込んだ。