「水色のアマガエル」を篠栗で発見!! 福岡の高校で飼育

 体が水色をした珍しいニホンアマガエルが福岡県篠栗町の農地で見つかり、福岡第一高と第一薬科大付属高(福岡市南区)の生徒でつくる「水中生物研究会」が飼育している。


水色のニホンアマガエル

 農作業をしていた同町の夫婦が5月19日に発見し、絶滅危惧種のカエルやヘビなどの飼育で知られる同研究会の顧問、太田喜視教諭(58)に連絡した。

 太田教諭によると、ニホンアマガエルは通常、黒と青、黄色の色素を持っているため緑色に見えることが多いが、突然変異などで黄色の色素がない場合は青や水色に見えることがあるという。


体長約3センチのカエル


 カエルは体長約3センチで、生後1~2年とみられる。太田教諭は「天敵に捕まらずよく生きていた。大事に飼育して、体の色の変化などを観察したい」と話す。学園祭などでの一般公開も検討するという。


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