パルクール世界選手権の北九州開催が正式決定 11月中旬

 福岡県と北九州市は5月31日、アクロバチックな動きで障害物を跳び越えたり登ったりする都市型スポーツ「パルクール」の世界選手権が、同市で11月に開催されることが正式に決まったと発表した。同市小倉北区の勝山公園に障害物を設置して競技が行われる。


2022年に東京で開催されたパルクールの世界選手権(©FIG)

 国際体操連盟などが主催。第1回大会は2022年に東京で開かれ、40か国から約100人が参加した。第2回大会となる今回は、11月15~17日の日程で、タイムを競う「スピード」と自由に演技を行う「フリースタイル」の男女2種目が予定されている。


パルクールの競技の様子(©FIG)

 武内和久市長はこの日、記者会見を開き、「小倉城という日本ならではの建築美を背景に繰り広げられ、世界中のファンにとって新たな世界観、一歩先の価値観を提供できると自負している。若者を中心に、オール北九州市でパルクールが持つ魅力、可能性を発信したい」と意気込んだ。


advertisement

この記事をシェアする