福岡県内最大の水揚げを誇る宗像市のアナゴを提供するフェアが、2024年で10年目を迎えた。9月末まで、宗像、福岡、北九州市などの35店舗でそれぞれが工夫を凝らした夏の味覚を楽しめる。
35店舗で9月末まで
宗像市の2023年度の水揚げは約70トンで、ほとんどが鐘崎漁港。玄界灘の荒波にもまれて身が締まり、ほどよく脂がのったアナゴを、体を傷つけないように海底に沈めた筒カゴで捕まえ、水槽で生かして新鮮な状態で提供する。
フェア「宗像あなごちゃん祭り」では旬を迎えた天然アナゴを、定番の天ぷらや丼、握りのほか、刺し身やあぶり、麺類、しゃぶしゃぶなどで味わえる。
参加店舗は、宗像市水産物販売促進委員会のホームページ「玄海もん」で確認できる。
また、8月末まで「むなかた地魚茶漬け祭り 今だけ!ここだけ!あなご茶漬け」も、宗像市を中心に17店舗で開かれている。参加店舗は、むなかた観光ガイドへ。
問い合わせはいずれも、宗像観光情報コーナー(0940-62-3811)。