若松・北海岸エリアを観光地に!北九州市がプロジェクト
北九州市は8月21日、若松区の北海岸エリアについて、自然景観などを生かした観光地化に向けたプロジェクトを発表した。市街化調整区域である同エリアの規制を緩和し、観光関連施設の開発を可能にする。
対象エリアは、同区安屋、有毛のうち、国道495号沿線から海側の区域。8月1日に市開発審査会の審査基準を改正し、地域の食材・景観を生かした飲食店や直売所、体験農園、ホテル、カフェなど民間事業者による観光関連施設の開発を認めることにした。
21日の定例記者会見で、すでに複数の事業者から出店に関する相談が寄せられていることを明らかにした武内和久市長は「若松北海岸は雄大な自然景観やブランド力のある食材もあり、観光資源にあふれている。プロジェクトを契機に民間投資を呼び込むことで観光地化を促進していきたい」と語った。