北九州ソレイユホールが一時休館 改修調査で来年4月から

2024.09.18

 北九州市は、築40年が経過して老朽化が目立つ北九州ソレイユホール(小倉北区)を、改修に向けた調査を行うために2025年4月から休館すると発表した。再開時期は未定。


2025年4月に休館する北九州ソレイユホール

 同ホールは九州厚生年金会館として1984年4月に開館。大ホールは約2000人収容で、開館時に市民や地元企業などの募金活動で寄せられた2億円で設置されたパイプオルガンがシンボルとなっている。

 市によると、舞台設備や外壁など施設全体が著しく老朽化しているため、大規模な改修が必要な状況で、約1年かけてホール棟とホテル棟で老朽度調査を実施するという。一度再開した後に計画に沿って改修に入ることを想定している。

 市文化企画課は「利用者の安全を第一に改修に向けた準備をしていく。イベントなどは代替施設での開催を検討しており、ご迷惑をおかけするが、ご理解をお願いしたい」としている。


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