あぜを赤く彩るヒガンバナ うきは市の「つづら棚田」

 「日本の棚田百選」の一つ、福岡県うきは市浮羽町新川の「つづら棚田」でヒガンバナが花を咲かせ、田んぼのあぜを赤く彩っている。

 つづら棚田は、約300枚の田んぼが階段状に広がる。田んぼの石組みの多くは約400年前に築かれたといい、ヒガンバナはあぜなどに植えられている。


棚田のあぜに咲くヒガンバナ

 地元や市内の有志らでつくる「つづら棚田を守る会」や、市外の大学生らが参加する「棚田まなび隊」が、草刈りや田植え、稲刈りを通して景観保全に取り組んでいる。

 市うきはブランド推進課によると、今年は高温の日が続いた影響で開花が例年より1週間ほど遅く、9月末頃には満開を迎えるという。問い合わせは同課(0943-76-9059)へ。


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