ゴディバの季節限定品が博多阪急で話題 うきは市とコラボした秋スイーツ
記事 INDEX
- 1日約10個の限定販売
- バレンタイン商戦で「あまおう」が
- うきは市は"フルーツ王国"
ゴディバ博多阪急(福岡市博多区)は、福岡県うきは市産の柿を使用した季節限定商品を11月24日まで販売しています。ゴディバとうきは市がコラボしたきっかけとは。担当者に話を聞きました。
バレンタイン商戦で「あまおう」が
ゴディバジャパンによると、この季節限定商品はコンセプトストア「ATELIER de GODIVA(アトリエ ドゥ ゴディバ)」のみで販売。コンセプトストアは博多阪急と西武池袋本店(東京)、大丸京都(京都市)の国内3店舗しかありません。
ゴディバとうきは市のコラボは、今年のバレンタイン商戦で、うきは市産のイチゴ「あまおう」を使用した商品が話題を集めたのがきっかけ。博多阪急での販売個数は、西武池袋本店の2倍以上に達しました。
1日約10個の限定販売
店頭に現在並んでいるのは、うきは市産の柿を使用した季節限定商品「クープショコラ 柿&カスタード」(税込み951円)です。
新鮮な柿とチョコレート、カスタードクリームの食感が調和する一品で、ドライストロベリーの酸味もほどよいアクセントになっています。1日あたり10個ほどしか販売されず、昼頃には売り切れるそうです。
シェフの岸本千佳さんは「柿は旬に合わせて使用する品種を替えています。柿のシャキシャキ感と酸味のアクセントがおいしさを引き立てます」と紹介。うきは市とのコラボについては「果物の品質だけでなく、市の担当者の誠実な人柄も魅力です」と話します。
うきは市は"フルーツ王国"
福岡県の南東部に位置し、大分県と接するうきは市は人口約3万人の小さな自治体。果物の生産が盛んで、イチゴや柿だけでなく、ブドウ、マスカット、桃、イチジク、梨、キウイなど豊富にそろいます。
うきは市うきはブランド推進課の麻生幸徳さんは「うきは市は年間を通して果物を収穫できる"フルーツ王国"です。ゴディバとのコラボは光栄で、うきはの知名度アップにつなげていきたいです」と喜んでいます。
ゴディバジャパンによると、これまではゴディバが考案したレシピをもとに果物を調達してきました。新しい試みとして、うきは市から提案された果物をベースにレシピを考える展開も検討しているそうです。