福岡県は、福岡市中央区の西公園について、民間資金を活用した整備事業「パークPFI」を活用し、同公園の中央駐車場付近に飲食店などが入る3階建ての新施設(約875平方メートル)を整備すると発表した。2026年3月にオープンする予定。
回遊性とにぎわい創出へ
発表によると、新施設にはカフェやレストラン、多目的ホール、貸会議室などが入る計画。施設周辺には、あずま屋やテラスも整備される。
整備事業者は、結婚式場運営などを手がける「アイ・ケイ・ケイホールディングス」(佐賀県伊万里市)など3社でつくるグループで、公募で決まった。
また、普通車の駐車場は県の負担で、現在の13台分から30台分に拡大する。県公園街路課の担当者は「公園の核となる新施設ができることで、公園内に回遊性が生まれ、にぎわいの創出につながると考えている」と話した。