「世界の音楽」を感じて あしや砂像展が開幕

 「あしや砂像展」が10月25日、福岡県芦屋町のレジャープール・アクアシアンで始まった。テーマは「時空(とき)を超えて~音楽~世界の音楽を訪ねて」。11月10日まで国内外の彫刻家10人の作品などが展示され、夜は光のショーなども行われる。

国内外10人の作品


音楽をテーマに砂で表現された展示作品

 彫刻家の作品は計11点で、クラシック音楽にちなんだ「音楽の風景(モルダウ川と惑星)」は高さ約6メートル、幅約11メートルに及ぶ。スメタナの「モルダウ」とホルストの「惑星」をモチーフに宇宙や川などを合わせて表現した。

童話モチーフの作品も

 このほか、アフリカの民族音楽や雅楽、オペラ、ジャズ、ロックなど様々なジャンルで、演奏者や楽器などを配した作品を展示。グリム童話「ブレーメンの音楽隊」を題材に、ロバやイヌ、ネコ、ニワトリが並ぶ楽しい作品もある。

 プロデューサーの茶圓(ちゃえん)勝彦さんによると、雨で作品が崩れ、前夜にやっと修復を終えたといい、「昼も夜も音楽の世界を楽しんでほしい」と来場を呼びかけている。大人600円、小中学生300円。問い合わせは実行委員会事務局(093-223-3481)へ。


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