福岡市科学館で12月18日、特別展「毒」(読売新聞社など主催)の来場者3万人記念セレモニーが行われた。
毒展は自然界に存在する毒を科学的な視点で紹介する企画。毒があるユーカリの葉を食べるコアラの剥製(はくせい)や、虫、植物、鉱物の標本など約200点が並ぶ。東京と大阪、名古屋で開かれ、福岡が最後の巡回地になる。
セレモニーでは、山口県下関市の会社員田島大幹(だいき)さんと保育園児の和來(とき)ちゃん親子に、同館を運営管理する会社の森岡武取締役からベニテングタケのぬいぐるみが贈られた。和來ちゃんは「動物が好き。カエルがいて楽しかった」と話していた。
毒展は福岡市中央区六本松の同館で2025年1月13日まで開催中。年末年始(12月28日~1月1日)と1月7日休館。入場料一般1800円、高校生1200円、小中学生600円。問い合わせは同館(092-731-2525)へ。