古賀市役所が窓口業務の時短を開始 職員の働き方改革で
福岡県古賀市は1月6日から、市役所窓口業務の対応時間を午前9時~午後4時とした。2024年までの午前8時30分~午後5時から1時間30分短縮している。
市によると、職員の働き方改革の一環。政策立案など創造性の高い仕事に職員を振り分け、生産性と市民サービスの向上を図るとしている。並行してコンビニエンスストアでの証明書発行や電子申請などを充実させ、市民に利用を促していくという。
初日の6日は午後4時になると、窓口のシャッターが閉められ、以降に訪れる市民らに職員が7日の来庁を呼びかけた。運送業男性(60)は「時代の流れなので仕方がない。ただ、一部でも開いている窓口があればいいとは思う」と話していた。
市が24年6~7月、全国の自治体に行ったアンケートでは、窓口業務の短縮は20の市区町が実施。100の市区町村が短縮を検討中と回答した。