厄払いや鬼門封じで知られる福岡県太宰府市の宝満宮竈門(かまど)神社で1月15日、心身の邪気を払う「鬼門・おたふく門」がお目見えした。
高さ2.7メートル、幅2.6メートルの門の表裏に、若手の博多人形師として海外からも注目されている中村弘峰さん(38)がデザインした鬼とおたふくがそれぞれ描かれている。参拝者は鬼の口をくぐって本殿でお参りし、おたふくの口を通って帰る。
2月2日午前9時半から初めて行う節分祭に合わせて設置。西高辻信良宮司は「災いをなくし、福を持って、元気になって帰ってもらいたい」と話し、中村さんは「鬼とおたふくのコントラストを意識した。門をくぐって心機一転、今年も頑張っていくという気持ちになってもらえればありがたい」と語った。
動画はこちらで