北九州市小倉北区と小倉南区を走る北九州モノレールの平和通駅(北九州市小倉北区)の北口に、受験生の合格を祈願する「モノレール平和神社」が設置されている。企救丘と平和通の駅名にちなみ、「救いの丘からモノレールに乗ったら平和に通ります」との思いが込められている。
受験シーズンに合わせ、運行する北九州高速鉄道が2010年度から実施。平和神社には厄よけで知られる蒲生八幡神社(同市小倉南区)と、その境内にまつる「学問の神様」を分祀(ぶんし)した。
24年12月末に神事を執り行った同八幡神社の高山定次宮司は「心のよりどころとして知られるようになり、一人でも多くの受験生に合格してもらいたい」と話していた。平和神社の設置は3月27日まで。