飯塚市・旧伝右衛門邸が幻想的に 3月1~3日に夜間開館

 福岡県飯塚市幸袋の国指定重要文化財「旧伊藤伝右衛門邸」が3月1~3日、夜に開館される。2010年以来の試み。玄関や庭園を竹灯籠で飾る予定で、市商工観光課は「幻想的な雰囲気を楽しんでほしい」と来館を呼びかけている。

竹灯籠300基で


竹灯籠が並ぶ旧伊藤伝右衛門邸(提供:飯塚市)

 市内で開催中の「いいづか雛(ひいな)のまつり」の一環。同市の飯塚シルバー人材センターの会員が制作した高さ0.5~1.8メートルの竹灯籠300基を並べる。邸内の見学も可能で、江戸時代の華やかな町人文化を人形で再現した座敷雛などを観賞できる。

 時間は午後5時半~8時半(入館は午後8時まで)。入館料は大人310円、小中学生100円。問い合わせは同課(0948-22-5517)へ。


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