九州経済連合会の池辺和弘会長は、福岡市内で開いた定例記者会見で、10月10日に開幕が迫る国際ロードレース「マイナビ ツール・ド・九州2025」をPRし、「世界最高クラスの選手たちの走りを体感してもらいたい」と来場を呼びかけた。
九経連会長「最高の走り見て」
ツール・ド・九州は、経済界と九州知事会が主導して2023年に初開催した。3回目の今年は10月10~13日に行われ、福岡、長崎、熊本、宮崎、大分の5県がレース会場となる。
福岡県は11日のレースの会場となる。筑後市の県営筑後広域公園をスタートして八女市に向かい、町家や蔵など伝統的建造物が並ぶ旧黒木町の中心部を通る120キロ・メートルのコースで争う。
レースには、「ツール・ド・フランス」にも参加するベルギーやカザフスタンのチームなど国内外18チームが出走する。
実行委員会の会長を務める池辺氏は9月12日の会見で「自転車レースは、スポーツイベントにとどまらないお祭りでもある。地元と協力しながら、にぎわいを作り出したい」と話していた。
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