朝倉市役所の新しい庁舎が完成 「災害に強い防災拠点に」

 福岡県朝倉市の新しい市庁舎が完成し、12月20日、記念式典と内覧会が開かれた。


完成した朝倉市役所の新庁舎

 鉄筋コンクリート造6階建ての免震構造で、延べ床面積は約9100平方メートル。窓口の配置や案内板のデザインは市のシンボルである三連水車をモチーフにしている。総工事費は60億5990万円。

 当初は2020年5月の開庁予定だったが、17年7月の九州北部豪雨で事業を一時凍結したため、6年近く遅れて26年1月5日に開庁する。

 約90人が参列した式典で、林裕二市長は「豪雨の経験を踏まえ、災害に強い防災拠点として設計された。市民の安全を守る司令塔になる」と述べた。


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