未来のゲームクリエイターを発掘「GFF AWARD 2022」作品募集中

記事 INDEX

  • 九州・福岡をゲーム都市に!
  • ゲーム会社社長らが最終審査
  • 個性豊かな新しいアイデアを

 福岡ゲーム産業振興機構は、ゲーム制作などの腕を競う「第15回福岡ゲームコンテスト『GFF AWARD 2022』」の作品募集を始めました。アマチュアからプロへの懸け橋として、ゲームクリエイターを目指す人のユニークなアイデアを募っています。

九州・福岡をゲーム都市に!

 福岡ゲーム産業振興機構は、官民一体となって世界的なゲーム都市をつくろうと2006年に設立されました。メンバーには、ゲーム制作関連会社など11社で構成する「GAME FACTORY'S FRIENDSHIP(GFF)」、九州大学、福岡市が名を連ね、クリエイターの育成や広報活動などに取り組んでいます。


ゲームクリエイターを育成するインターンシップの様子(提供:ガンバリオン)

 コンテストは機構の中心事業として2007年度から開催し、これまで延べ約1万点のアイデアが寄せられました。ここ数年は全国から応募が増えており、昨年は過去最多となる1800点超を数えました。


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ゲーム会社社長らが最終審査

 今年は、▽「革命」をテーマに架空のゲームソフトの世界観をデザインする「ゲームグラフィック・アート」▽課題「つながる」に従ったゲームの企画を書く「ゲーム企画」▽オリジナルゲームを制作する「ゲームソフト」――の3部門を募集。学生かアマチュアが対象で、ゲームソフト部門から選ばれる大賞には、副賞として30万円、各部門の優秀賞には5万円がそれぞれ贈られます。


 昨年の最終審査は、「妖怪ウォッチ」など人気ゲームを生み出してきたレベルファイブ(福岡市)の日野晃博社長や九州大学大学院の松隈浩之准教授らが務めました。今年もGFFの加盟企業や大学の関係者らが最終審査員となる予定です。

個性豊かな新しいアイデアを


過去の表彰式の様子(提供:福岡ゲーム産業振興機構)

 応募締め切りは、「ゲームグラフィック・アート」と「ゲーム企画」が12月13日、「ゲームソフト」が来年1月7日です。いずれも応募概要に記載されたデータをUSBなどにいれ、郵送もしくは宅配便で送付します。

 福岡ゲーム産業振興機構事務局の担当者は「本気でゲームクリエイターを目指す個性豊かな人の新しいアイデアにあふれた作品を求めています」と話しています。


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