「博多最後の絵馬師」吉村百耕を後世に 孫が作品の写真集を計画

筥崎宮の「捕鯨図」(提供:吉村百耕の絵馬を記録する会)

 福岡県各地の寺社の大絵馬を数多く手掛け、「博多最後の絵馬師」と呼ばれた吉村百耕(ひゃっこう)(1878~1958年)の孫にあたる男性が、作品を後世に伝えようと写真集の作成に取り組んでいる。地元住民らの願いや感謝が込められた大絵馬からは、地域に伝わる風習や、当時の庶民の思いがうかがえ、貴重な記録集となりそうだ。

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