サイクリング×ブドウ狩り×スイーツ作り 岡垣でフルーツライドを楽しんで!

フルーツライドのコースを走る女性たち(写真はいずれも岡垣町観光協会提供)

 福岡県の岡垣町観光協会は、サイクリングを楽しみながら、ブドウ狩りやスイーツ作り体験をしてもらう「岡垣フルーツライド」を8月27日に始めた。関係者は「いろんな体験をしながら岡垣の魅力を感じてもらい、町の活性化につなげたい」と期待している。

町の魅力をパッケージで

 フルーツライドは昨春、県が主催した観光振興策の発表会で、同協会職員の尾前実香さんの案が優秀賞に選ばれたのを機に、準備が始まった。


フルーツ生産が盛んでブドウ狩りも人気


 同協会は、同町では響灘沿いのサイクリングロードが人気で、ブドウやビワ、イチゴなどの生産が盛んな点に着目。県の補助金を活用しながら、生産農家や洋菓子店、旅館などに相談したり、モニターを募ってモデルコースを体験してもらったりしながら、参加料金や走行距離、スイーツ作りの時間などを決めた。

9月19日までの土・日・月に

 フルーツライドは8月27日から9月19日までの土、日、月曜に実施。同町の波津海岸に集合し、午前9時に貸し自転車で出発して、ガイドがお薦めのスポットを案内する。

 果樹園では、肥料などに漢方薬を使った「漢方巨峰」狩りを楽しむほか、旅館に移動後は、収穫した巨峰を使った大福を作るなどする。走行距離は約15キロで、所要時間は3時間半程度を予定している。


町観光協会ウェブサイトの特集ページ

 尾前さんは「終了後は町内で食事もしてもらい、長い時間を岡垣で過ごしてほしい。今後はミカンやイチゴ狩りなども実施していきたい」と話している。

 参加は自転車に乗れる大人が対象。参加料は貸し自転車、スイーツ作り体験、ガイド料、保険料込みで1人3000円。問い合わせと予約は同協会(093-281-5050)へ。


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