北九州市でモノレールを運行する北九州高速鉄道は、沿線での食や遊びなどに関する情報を発信するホームページ(HP)「ちょこっとモノ旅」を開設した。紹介した店などにモノレールを使って訪問してもらい、利用客を増やすのが狙いで、同社の担当者は「多くの店を取りあげて、沿線の街を活性化していきたい」と話している。
休日にも乗って!!
同社によると、同市小倉北区の小倉駅から小倉南区の企救丘駅で運行するモノレールは、通勤や通学としての利用が多く、土日は平日に比べて乗車率が低いという。このため、休日にも訪れやすい沿線の店を紹介し、利用を促す目的で11月3日にHPを開設した。
HPでは、同社が委託した専任スタッフが写真撮影や取材を担当し、店の魅力などについて掲載。現在は飲食店を中心に取材しているが、今後は遊べる施設や美容院など幅広い分野で紹介していくという。
同社の柴田卓典社長は「日常とは違うモノレールの使い方で街を訪れて、モノレールのファンになってほしい」と話している。