地域の暮らしを乗せて20年 住民の絆で走る福祉バスみどり号

買い物で「みどり号」を利用する住民たち

 福岡県筑後市の下妻校区で、住民らでつくる協議会が運営するコミュニティーバス「みどり号」の運行が始まって今年で20年を迎えた。運営費は住民の会費や寄付金と、市の負担で賄っており、同様の形態のバスは現在、市内の8校区・行政区に広がっている。こうした取り組みは全国でも珍しく、市や住民らは「お年寄りが買い物や病院に出かけられるよう地域の絆でバスの運行を続けたい」としている。

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