福岡市美術館でインカ・ショニバレの「桜を放つ女性」無料公開
※新型コロナウイルスの感染拡大を受け、福岡市美術館は5月7日(木)まで休館することになりました。
記事 INDEX
- 写真撮影もOK
- 銃口から桜
- ミシェル・オバマさんの名も
福岡市美術館(福岡市中央区)で、イギリス・ロンドンを拠点に活動するインカ・ショニバレさんの「桜を放つ女性」を無料公開しています。昨年3月のリニューアルオープンから1周年を記念して公開しています。
インカ・ショニバレとは?
インカ・ショニバレさんは、英国を拠点に活動する芸術家で、3歳からナイジェリア・ラゴスで育ち、17歳でロンドンに戻りました。2019年に大英帝国勲章第五爵士(CBE)を受勲。植民地主義時代から現代にいたる歴史や社会構造に鋭く切り込む作品を数多く手がけています。
昨年の福岡市美術館リニューアルの記念展では、日本で初めてとなる個展を開催しました。美術館が「桜」をテーマにした作品制作を依頼して完成したのが、「桜を放つ女性」です。ドレスを着た女性がライフルを構え、銃口からは桜の枝や花が発せられています。地球儀には、不平等と戦い、権利獲得に寄与した女性の名前が記されています。
館内は新型コロナ対策も
福岡市美術館は新型コロナウイルスの感染拡大で、2月27日から臨時休館していました。3月21日に再開しましたが、感染拡大防止のため、出入口や展示室付近に手洗い用の消毒液を設置し、ドアノブや階段の手すり、ロビーの椅子なども職員がこまめに消毒しています。
福岡市美術館の担当者は「来館者には感染拡大防止に協力してもらいながら、作品を鑑賞してほしい」と話しています。無料公開は4月19日まで。写真撮影もできます。
イベント | インカ・ショニバレCBE《桜を放つ女性》無料公開 |
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会期 | 3月26日(木) ~ 4月19日(日) ※月曜休館 |
時間 | 9:30 ~ 17:30 |
会場 | 福岡市美術館 近現代美術室A (福岡市中央区大濠公園1-6) |
料金 | 無料(写真撮影可) |
公式サイト | インカ・ショニバレCBE《桜を放つ女性》無料公開 |