盆踊りや出店を満喫! 博多駅前で「はかた夏まつり」開催中

やぐらを中心に盆踊りで盛り上がる会場
記事 INDEX
- "山笠後"の夏を盛り上げ
- 1日3回!みんなで踊ろう
- 屋台グルメや縁日遊びも
「はかた夏まつり」がJR博多駅前広場(福岡市博多区)で今年も始まりました。7回目を迎えた恒例イベント。大人も子どもも笑顔になれる盆踊りのほか、グルメや縁日遊びを楽しめる出店が軒を連ね、日本の夏祭りの風景を満喫できます。8月17日まで。
"山笠後"の夏を盛り上げ
福岡市の企画会社「サエキジャパン」などでつくる実行委員会が主催。博多祇園山笠が終わり、少し寂しいこの時期に街を盛り上げようと、2018年から開催しています。
初日の8月5日、夕刻に開かれたオープニングセレモニーでは、浴衣姿の関係者らが「打ち水」を行いました。「涼しくなーれ」のかけ声に合わせて、ひしゃくの水がまかれると、周辺の暑さも少し和らぎました。
1日3回!みんなで踊ろう
会場中央に設置された巨大なやぐらでは、毎日3回、盆踊りが行われます。楽曲は定番の「炭坑節」から最新のポップスまで様々。福岡市で結成された和太鼓集団「野和太鼓」による演奏に合わせた盆踊りに、誰でも無料で参加できます。やぐらを舞台に日替わりで繰り広げられるアーティストらのライブパフォーマンスにも注目です。
今回、祭りの新たなシンボルとして会場にお目見えしたのが200個以上の提灯(ちょうちん)を使った高さ約8メートルの「提灯タワー」。日が暮れると幻想的な明かりが浮かび上がり、写真撮影スポットとしても人気を呼んでいます。
屋台グルメや縁日遊びも
夏祭りといえばグルメを堪能できる屋台や、ヨーヨー釣りや射的などが楽しめる出店。今回は27店が並んでいます。グルメの一部を紹介します。
西新初喜
肉料理専門店が提供する、外はパリッと中はジューシーなフランクフルト
牛タンと蕎麦(そば)のさえ木
太めの麺に濃厚なソースが絡んでやみつきになる定番のソース焼きそば
池田千穂商店
手軽に食べられる豚バラ串や鶏皮、タン、牛サガリなどの串焼き
PLEIADES BEER
福岡発のクラフトビール。味わいの異なる3種(エール、ラガー、白)を提供
市内では、福岡市役所西側ふれあい広場でも、「鷹祭 SUMMER BOOST meets 天神夏まつり」が8月17日まで開催中です。二つのイベントの運営に携わるサエキジャパンの担当者は「街のど真ん中で祭りの雰囲気を味わい、盆踊りを楽しんで、夏の思い出をつくってもらえたら」と来場を呼びかけています。
■はかた夏まつり2025
・開催期間/2025年8月5日(火)~8月17日(日)※13日間
・開催時間/17:00~22:00
・開催場所/JR博多駅前広場(福岡市博多区博多駅中央街1-1)
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