目印の青いバケツにマスクが! 看板のない博多の人気ラーメン店に行ってきた

 福岡に住んでいたら一度は聞いたことがあるかもしれません。「青いバケツのラーメン屋が極上にうまい」という話。評判とともに、店の"ご法度"にもし触れたら「一発退場」を宣告されるという噂を耳にしたことも。ラーメン好きの知人たちから幾度となく聞いた話の真相を確かめに、青いバケツの店を探しに行きました。


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下呉服町で噂の店を発見!

 やってきたのは福岡市博多区の下呉服町4丁目。建物に看板はなく、窓に貼られたシートで中の様子はわかりません。知らなければ通り過ぎてしまうのですが・・・

 唯一の手掛かりである青いバケツが入り口横に吊るされ、店が営業中であることがわかります。新型コロナウイルス対策バージョンなのか、バケツはマスクを着けていました。


小さな青いバケツが下げられた店先

 ここが噂のラーメン店「博多元気一杯!!」です。少し勇気がいりましたが、入り口で手指を消毒し、意を決してドアを開けると、中から明るい声が迎えてくれました。


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店主こだわりの一杯と対面

 席に着き、店の看板メニュー「ラーメン」(税込み800円)を注文します。

 「店内では会話をしない」「スマホをさわらない」「スープからいただく」――。待つ間、知人たちに聞いていた"作法"を頭の中で復習しました。

 運ばれてきたのは、見た目でわかる濃厚スープのラーメン。器の手前に蓮華、奥に箸が添えられており、やはりスープから味わってほしいようです。


チャーシュー、キクラゲ、ネギがのったラーメン

 白濁したスープを口に運ぶと、深い味と柔らかいコクが広がりました。豚骨の臭みやしつこさはなく、スッキリした後味です。コシのある細麺とスープがしっかりと絡み、あっという間に完食しました。

 店内は耳にした話と様子が違います。会話も撮影もOKで、接客はニコニコ顔。聞いてみると、「一番おいしい状態で食べてほしい」という店主の強いこだわりから、かつてはお客さんに対する"指導"が細かく、それがラーメン愛好家の間で暗黙のルールとして広がったようです。今はそんなことはありません。


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カレー味替え玉も楽しめる

 お腹に余裕があれば、さらに「おたのしみ」を追加できます。2016年に誕生した「カレー味替玉」です。


カレー味替玉(税込み250円)

カレー味替玉の食べ方を案内する貼り紙


 器の中で出会う豚骨スープとカレーが、革新的な一杯を生み出します。どんな味がするかは、お店でぜひ確かめてください。


 店には若い人の姿が目立ち、暗黙のルールも過去の話。ただ、味に集中したい周りのお客さんや、新型コロナの感染拡大を防ぐためにも、ラーメンは静かにいただくのがおすすめです。



店名 博多元気一杯‼
所在地 福岡市博多区下呉服町4-31-1
営業時間 11時頃からスープが売り切れるまで
定休日 不定休


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