脱出できるかな? 子どもたちの元気な声が響く「青いアリ地獄」
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鮮やかなブルーのゴムチップを敷き詰めた巨大なくぼ地で、子どもたちが元気いっぱいに走り回っている。まるで、おわんに転がしたボールのようだ。
北九州市若松区の響灘緑地・グリーンパークにある「でこぼこ広場」のすり鉢型遊具。アリジゴクの巣穴がモデルで、直径約18メートル、深さ約3メートル、傾斜角は37度。「脱出に挑戦」がテーマの遊具だが、それほど難しそうには見えない。
中に入ってみた。壁一面が青一色で、思いのほか圧迫感がある。腰をかがめて登りきると、汗ばんだ顔に爽やかな風が駆け抜けた。脱出成功……。製作者の意図が少し分かった気がした。