巨人が使うの? 豊前市の交流施設・もみじ学舎に「大きな机」がお目見え

 福岡県豊前市上川底の廃校舎を利用した交流施設「もみじ学舎」に、高さ約5メートルの「大きな机」がお目見えした。約4キロ離れた同市下河内の休耕地にある、高さ約6メートルの「大きな椅子」とペアになるものだ。


 大きな机は木製で、天板は幅約7メートル、奥行き約5メートル。間伐材などを活用した障害者就労支援施設を運営する同市のNPO法人「森の学校」の舟橋慎一郎理事長らが昨年10、11月の土日を利用して制作した。


 大きな椅子も舟橋理事長らが手がけ、2017年に完成。県内外から見物客が集まるようになったが、同法人の事務所が以前はもみじ学舎にあったことから、間違えて訪ねる人もいたという。


 もみじ学舎には家具工房やカフェなどもあり、舟橋理事長は「一か所に人が集まらないように、椅子とは別の場所に設けた。両方を巡ってほしい」と話す。


(写真:大野博昭)


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