八女市の「べんがら村」が再オープン クラフトビールと食、温泉で観光拠点へ!
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記事 INDEX
- 4月21日から再開!
- ビールの醸造体験も
- 「全世代が楽しめる」
福岡県八女市が改修工事を進めていた同市宮野の健康増進施設「べんがら村」が、4月21日に再オープンします。地元産の食材を使った料理やクラフトビールが味わえるレストラン、天然温泉などを備え、同市の観光拠点を目指します。
ビールの醸造体験も
べんがら村は1998年に開業しました。ピーク時の2001年度に73万人だった利用者は、19年度には36万人まで減少。施設の老朽化などを受け、昨年4月から休館し、市が約15億円をかけて改修工事を行っていました。同市の株式会社「YMサービス」が指定管理者として運営に当たります。
レストラン棟や温泉棟などで構成され、延べ床面積約4000平方メートル。レストランでは、地元産の野菜や肉などを使った料理を提供し、併設するクラフトビール醸造所「八女ブルワリー」で製造されたクラフトビールを楽しめます。醸造体験ができるブースも新設しました。
「全世代が楽しめる」
天然温泉の大浴場には、熱した石に水をかけて蒸気を出す「ロウリュ」を自動で行うサウナを設けました。
ほかにもフィットネスジムや特産品を販売するセレクトショップ、イベントが開けるマルシェ広場などがあります。
落成式が19日に行われ、三田村統之市長らがテープカットで祝いました。三田村市長は「全ての世代が楽しめる施設に生まれ変わった。多くの人が訪れることを願っている」と話していました。