かわいくてポップ!福岡に「うんこミュージアム」が帰ってきた
記事 INDEX
- 「うんこ」だらけ
- かわいく、楽しく
- 観戦前に来てね!
「うんこ」と写真を撮ったり、ゲームを楽しんだりする展示イベント「ただいま!!うんこミュージアムFUKUOKA」が、福岡市中央区の「BOSS E・ZO FUKUOKA(ボス イーゾ フクオカ)」で3月4日から開かれています。カラフルでポップな「うんこ」に囲まれ、「既成概念が変わります!」と、主催する福岡ソフトバンクホークスの広報担当者はPRしています。9月18日まで。
「うんこ」だらけ
「こんにちうんこー!」――。会場に入った途端、スタッフの陽気なあいさつに戸惑いを覚えます。「お願いうんこです」「行ってらうんこー」と、普段そうそう耳にしない言葉が飛び交います。どうやら、聞き間違いではなさそうです。
促されるまま、カラフルな便器の一つに座り、「うーん!」と声を張り上げると「マイうんこ」が登場。これを手に、場内を巡る趣向です。
会場は主に三つのエリアで構成。インスタ映えしそうな「ウンスタジェニックエリア」には、カラフルな「フライングうんこ」や、カップルにおすすめの「愛のうんこルーム」といったフォトスポットが用意されています。
インタラクティブ(双方向の)ならぬ「ウンタラクティブエリア」では、落ちてくる「うんこ」を両手でつかむ「うんこ白刃取り」や、地面に映し出された「うんこ」を踏みつけるゲームなど、多彩な遊びが楽しめます。
世界の「うんこ」のおもちゃや菓子が並ぶのは、インテリジェンス(知性)……、いや「ウンテリジェンスエリア」です。「パンダのうんこ」と銘打った日本の菓子や、うんこをかたどったオランダのギターペダル、リモコンで操るアメリカの「うんこラジコンカー」などの品々に驚かされます。
かわいく、楽しく
「『キタナイ、クサイ』というイメージから、『かわいい、楽しい』に変えられたら、驚きにつながるはず。そんな発想からスタートしました」
東京の「うんこミュージアム」を運営し、今回の企画制作を担う「たのしいミュージアム」(東京)の小林将社長がイベント誕生の経緯を教えてくれました。
うんこミュージアムは2019年、横浜市で期間限定で初開催。新施設のオープンを飾る”おもしろ企画”として考案されましたが、予想を超える人気を集め、東京に常設されることになったそうです。
メインターゲットの若い女性はもちろん、親子連れなど幅広い層を集客。東京のほかにも、国内各地や海外で期間限定イベントを開催し、来場者数は累計110万人を超えます。東京ではこの施設を目当てに来日したという海外客もいるとのことです。
福岡では21年に続いて2度目の開催。前回はコロナ禍にもかかわらず、8か月間で10万人が訪れたそうで、今回もにぎわいが予想されます。
観戦前に来てね!
ふさふさの毛並みで、なでるとしっぽを振って喜ぶこともある「うんこ動物」は、福岡では今回が初登場です。
また、福岡限定のスポットとして、座ると「うん(運)」がつくという黄金の便器が”鎮座”する「勝(かち)うん様」を用意しています。
会場の入り口前にも、なでると「うん」がつくとされる黄金の「撫(な)でうん」が据えられています。
ホークスの広報担当者は「観戦前に立ち寄って『うん』を付けてもらい、ホークスの勝利を祈願していただくのもオススメです」と話しています。
イベント名 | ただいま!!うんこミュージアムFUKUOKA |
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開催日 | 3月4日(土)~9月18日(月・祝) |
開催時間 | <3月> 【平日】11:00~18:00
【土曜・祝日】10:00~18:00
【日曜】9:00~18:00
※4月以降は後日、公式サイトで公表 |
場所 | BOSS E・ZO FUKUOKA 7階 (福岡市中央区地行浜2-2-6) |
料金 | 【平日】 大人:1600円/中高生:1200円/4歳~小学生:700円【土日・祝日、特定日】
大人:1800円/中高生:1400円/4歳~小学生:900円 ※3歳以下は無料 ※特定日は購入サイトなどで確認を |
公式サイト | BOSS E・ZO FUKUOKA「うんこミュージアム」 |