ミニSL走るよ! 11月5日、田川で4団体が各イベント

 石炭の産出で栄えた福岡県田川市の歴史や風土に触れながら秋の休日を楽しんでもらおうと、同市伊田の石炭記念公園などで11月5日、市内外の4団体がそれぞれ趣向を凝らしたイベントを開く。

 4団体は田川商工会議所青年部、田川広域観光協会、JR九州、田川台湾フェア実行委員会。商議所青年部は直方市のNPO法人・汽車倶楽部の協力で公園内に全長80メートルの線路を設け、本物の石炭で走るミニSLを運行。石炭200キロと、石炭に並んで田川地区が産地として知られる石灰石200キロを展示し、希望者に先着順でプレゼントする。


「ぐるっと田川!!秋の観光文化フェス」のチラシ


 田川広域観光協会は公園で「ぐるっと田川!!秋の観光文化フェス」を開き、田川地区の特産品を販売。JR九州は田川後藤寺駅から公園を経由して田川伊田駅まで歩く「アートのまち『たがわ』トリックアートをめぐるウォーキング」、実行委は同駅近くの伊田商店街アーケードで台湾の屋台グルメを楽しめる「田川台湾フェア」を開催する。

 公園では例年11月に多くの人出でにぎわう「TAGAWAコールマイン・フェスティバル~炭坑節まつり~」が開かれてきたが、新型コロナウイルスの影響で今年まで3年連続で中止になった。商議所青年部は「規模ではまつりに及ばないが、田川を丸ごと楽しんでほしい」と来場を呼びかけている。

 問い合わせは田川商工会議所青年部(0947-44-3150)、田川広域観光協会(0947-45-0700)、田川後藤寺駅(0947-44-0019)、田川台湾フェア実行委員会(090-5086-4907)へ。


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