北九州・若松の風景印が60年ぶりに一新

 北九州市若松区の若松郵便局は、同区と戸畑区を結ぶ若戸大橋が国の重要文化財に指定されたことを記念し、若戸大橋と若松区ゆかりの図柄が描かれた消印(風景印)を作成した。これまで使用していた風景印は、完成当時に若戸大橋を描いたもので、60年ぶりにデザインを一新した。


60年ぶりにデザインが新しくなった風景印

 風景印は、地域の名所や文化などが描かれた消印で、郵便局の窓口で利用者から申し出があった場合に押印する。

 新しいデザインは、若戸大橋や響灘地区の風力発電施設、響灘ビオトープに生息している絶滅危惧種のベッコウトンボなどを組み合わせている。輪郭は特産のトマトと地域に伝わるカッパ伝説をモチーフにした同区のマスコットキャラクター「わかっぱ」の顔を模している。

 押印は郵便物を出す際に窓口で依頼できるほか、郵送での依頼も受け付ける。63円以上の切手を貼ったはがきや紙などを窓口に持って行けば、押印して持ち帰ることもできる。問い合わせは同郵便局(0570-943-056)へ。


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