「ツール・ド・九州」まで100日!福岡県庁でセレモニー

 10月に福岡、熊本、大分の3県で初めて開催される自転車の国際ロードレース「ツール・ド・九州」の開催100日前となる6月28日、福岡県庁でカウントダウンセレモニーが行われた。


セレモニーで除幕されたカウントダウンのボード

 大会は、九州経済連合会が中心となって企画。国際自転車競技連合(UCI)の認定国際レースで、国内外の18のプロチームの計108人が参加する予定となっている。

 10月6~9日の4日間で、福岡県内では、6日に北九州市小倉北区の小倉城周辺を周回する約45キロのレースを実施。また、7日は同区をスタートし、2017年7月の九州北部豪雨などで被災した東峰村、朝倉市、八女市の山間部などを通って、大牟田市をゴールとする約145キロの長距離コースを駆け抜ける。

「サイクルツーリズム」盛り上げへ期待

 セレモニーではカウントダウンのボードがお披露目され、大曲昭恵副知事が「大会を機にサイクルツーリズムを盛り上げ、国内外の観光客に一味違った形で福岡を楽しんでもらえるようにしたい」とあいさつした。

 県内唯一のプロチームという「VC FUKUOKA」の横塚浩平選手は「(特に7日は)上りの多い厳しいコースで、選手としても力が試される。観客の皆さんにも楽しんでもらいたい」と話していた。


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