北九州舞台の映画が世界へ! 9月にトロントで上映

 森山未來さん主演で北九州市を舞台にした映画「大いなる不在」が、9月にカナダで開かれる第48回トロント国際映画祭のコンペティション部門(プラットフォーム部門)で上映されることが決まった。

森山未來さん主演「大いなる不在」


「大いなる不在」の海外版ポスター(©2023 CREATPS)


 監督は同市出身の近浦啓さんで、森山さんのほか、藤竜也さん、真木よう子さん、原日出子さんが出演する。制作会社「クレイテプス」(東京)の広報担当によると、同部門で上映される10作品の一つに選ばれた。同部門で日本人監督の作品が上映されるのは2作目だという。


 北九州フィルム・コミッションによると、ロケの大半は北九州市内で行われ、北九州空港や九州工業大など市内約20か所で昨年3月に撮影された。

 近浦監督は「北九州で撮影している時、単なる郷愁ではない何かを常に感じていました。トロントでの上映を経て、遠くない将来、北九州でもお披露目できることを心より願っています」とのコメントを出した。


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