長崎街道の宿場町として栄えた福岡県飯塚市を広くPRする「筑前の国いいづか街道まつり」が10月22日、同市中心部の商店街で4年ぶりに開催される。呼び水の仮装パレードでは、市出身の女優・芳野友美さんがお姫様役を務めて練り歩く。
いいづか街道まつりをPRする関係者たち
まつりは、長崎街道筑前六宿の開通400年を機に2012年に始まった。市や飯塚商工会議所、市商店街連合会など約15団体でつくる協賛会の主催で、今年で9回目を迎える。
大名行列を再現する仮装パレードには、姉妹都市の米カリフォルニア州サニーベール市長ら約200人が参加予定。お姫様や武士、町娘などにふんし、東町、本町の両商店街など約1キロを歩く。
イイヅカコスモスコモン広場では、愛好家らによるストリートダンスや、中国獅子舞を披露するステージ発表会、多国籍料理店なども並ぶ。
21、22日にスイーツ販売も
また、長崎街道が砂糖文化を広めたシュガーロードとして日本遺産にも認定されているため、10月21、22日は東町商店街で市内の菓子店などが作ったスイーツの販売も行われる。
12日、市役所で記者会見した協賛会の林和久会長は「飯塚のまつりを存分に楽しんでもらいたい」と意気込んでいる。
まつりに関する問い合わせは、飯塚観光協会（0948-22-3511）へ。
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