かつてカモ猟が盛んだった福岡県小郡市で、市内の飲食店がオリジナルのカモ料理を競う「鴨(かも)まちコンテスト」が11月8~10日、開かれる。市や市商工会などでつくる実行委員会は、期間中に3店舗でカモ料理を味わえるチケットを販売している。
カモ料理を新たな名物にしようと昨年初めて企画した「鴨のまちプロジェクト」で、今回が2回目。市内の飲食店22店が参加し、寿司(すし)や串など合鴨肉を使った料理を提供する。
チケットは1セットが3枚つづりで、11月6日まで販売する前売り券は2700円(期間中は3000円)。3店舗で使うことができ、チケット1枚でカモ料理1品とドリンク1杯を注文できる。チケットに気に入った店を三つまで記入し、各店舗に設置されている投票箱に入れる。投票結果は12月頃に発表する予定。
チケットは500セットを用意し、参加店舗や市観光協会などで購入できる。実行委の担当者は「和洋中いろんなカモ料理が楽しめるので、ぜひ足を運んでほしい」と話している。
コンテストのパンフレットを参加店舗や市役所などに置いている。問い合わせは実行委事務局(0942ー72ー2111)へ。