11月23日に無声映画の上映会 北九州の戸畑市民会館で

 北九州映画サークル協議会(約420人)は11月23日、創立70周年記念例会で無声映画3作品の上映会「映画の原点 北九州活弁LIVE」を、北九州市戸畑区の戸畑市民会館で開く。


上映会のチラシ


 協議会は1953年に前身のクラブが発足し、自主上映会を始めた。76年から毎月例会を開き、国内外の作品を選んで上映してきた。大規模火災で焼失した老舗映画館「小倉昭和館」も例会の会場としており、再建後に利用を再開する。

北九州映画サークル協議会が記念例会

 記念例会では、国内外で活躍する活動写真弁士の片岡一郎さんが活弁、楽士の上屋安由美さんがピアノ伴奏を担当。米国映画「チャップリンの午前一時」(1916年)と日本映画の「雄呂血」(25年)、「子宝騒動」(35年)を上映する。

 協議会運営委員の岡田英樹さんは「みんなで見て笑い、感想を出し合う映画の楽しさを伝えたい」と話している。

 開演は午後1時。一般前売り1500円、当日2000円、中高大・専門学校生や障害者手帳提示者は当日券のみで800円、小学生無料。問い合わせは協議会事務局(093-561-1784)へ。


advertisement

この記事をシェアする